【総括!】ワールドアクアティクス・マスターズチャンピオンシップ  in 九州

【総括!】ワールドアクアティクス・マスターズチャンピオンシップ in 九州

8月11日に閉幕したワールドアクアティクス・マスターズチャンピオンシップ in 九州(以下「マスターズ」)ですが、世界中から34チームが集まりました。国内からは5チーム(DSKドラゴンズ、INTEGRAL、AMBERJACKS、目白組、ヒポポタマス)が参加しました。


大会は予選リーグと順位決定トーナメントに分かれており、予選リーグでは各カテゴリーで総当り戦をし、その後順位決定トーナメントを実施しました。

正直、もっとゆるい大会かと思いきや、いずれも白熱した試合かつ運営もしっかりしていたので、大変盛り上がりました。

会場・雰囲気

雰囲気

入り口からいつもと違う雰囲気です。

 

のぼりやイベントブース、キッチンカーが数台と、地元・熊本の方々が入り口から盛り上げてくださってます。水球をしているくまモンと写真を撮れる場所もありました。

館内にもフォトスポットがいくつかあります。

 

こちらのパネルで試合後に、対戦相手チームも一緒に仲良く写真を撮ったりしているチームがありました。試合中は白熱していても、試合後は友達!グローバルな友達が水球を通してできました。

試合中などは、同じクラブや家族・友達などが応援しており、点が決まったらみんなでガッツポーズなど全体の雰囲気も盛り上がっています。

 

日本の社会人チームでは基本考えられないのですが、監督がいるチームがほとんどです。

対戦相手を分析し、試合前にしっかりとミーティングを実施、そして試合中もボードを用いて指示をしていました。

 

日本ではほとんどがキャプテン 監督 選手 マネージャーが多いと思います。

役割をそれぞれ担うスタッフ・人材が豊富だからこそ、生涯スポーツとして水球ができる環境が、海外では構築されているのだと感じました。

会場

試合会場は、アクアドームくまもとのメインプールを2つに分けて、ダイビングプールをあわせて3コートで実施しました。

 

1コートずつ、本格的な審判台・セクレタリー・正式ゴールがあり、世界水泳さながらの設備環境でした。

 

サブプールにもゴール・ボールが用意されており、ウォーミングアップ専用プールとして開放されていました。(ちょっと日当たりが良すぎるので水温35度は超えており、体の芯からウォームできました・・・)

試合結果

全結果、各試合分析などはこちらから見れます。

https://seikosports.com/wmc2023/wp/

日本チームの結果だけまとめますと、以下のとおりです。

カテゴリー

チーム名

結果

30+

DSKドラゴンズ

銀メダル

30+

INTEGRAL

銅メダル

40+

AMBERJACKS

銀メダル

45+

目白組

金メダル

50+

ヒポポタマス

第4位

 

みんな大健闘でした!

 

(40+ AMBERJACKS、45+ 目白組)

 

 

(30+ DSKドラゴンズ、INTEGRAL)

競技運営・システム

1試合ごとに選手入場が全コートであり、チーム名や審判名などがアナウンス(英語・日本語)でされます。初日と最終日は選手コールもあり、1人ずつ選手紹介がされました。

 

写真はおそらく55歳以上区分の試合前だったと思いますが、平均身長が高くガタイが良くて、何よりしっかり人数が集まって日本に来ているという団結したマインドに、大変感銘を受けました。

 

こういった参加者のモチベーションが高いのもさることながら、競技運営スタッフ陣の力の入れようもすごいです!

 

まず各試合にセクレタリー・スタッフが十数名います。タイマー・退水管理・記録・分析・通告・ゴールジャッジ・ボールボーイなど、インハイ・インカレや日本選手権レベルの体制でした。

 

日本中から集まった社会人・大学生や、地元熊本の高校生などが大活躍でした!

 

次のマスターズは?

日本でこんなに盛り上がった2023九州大会でしたが、次回は2024年2月23日〜3月3日にカタール・ドーハにて開催されます!

(世界水泳選手権は2月2日〜18日で同じくドーハにて開催されます)

https://www.worldaquatics.com/competitions?group=FINA&year=2024&month=1&disciplines=WP

 

2024年はパリ五輪もあるので、熱い1年になりそうですね!!

 

私は2025年にシンガポールでマスターズ開催されるらしいので、出たいと思っています。

日本で各区分1チームずつ作りたいですね!


目指せ水球生涯スポーツ化!!

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